日本語の時制ってあいまいだよねって話

こんにちは、よっしぃです。

プログラムを組んでいると日本語を英語にしなければならない場面がまあまああります。
その中で何か累積した値を表すものとして 「動詞の原形」 + 「値の内容」 が使われました。
しかし私の感覚でそれは未来に目を向けた値を示すもので、現在までの累積で考えると
 「動詞の過去分詞形」 + 「値の内容」 ではないかと考えました。

ここでChatGPTさんに聞いてみても同様の見解が出てきたので過去分詞形を用いる方が適切だろうことはわかりました。

しかし自分の周囲を見てみると動詞の原形が多く使われている印象です。
動詞の原形に至るプロセスはGoogle翻訳で「[動詞][名詞]」と入力して出てきた英語を使っているようです。
しかしこの使い方では「[動詞]する[名詞]」なのか「[動詞]した[名詞]」なのかを区別できません。
実際に「する」と「した」を入れると別の結果が出てきました。

このようなことを通じて思ったのがタイトルにもある日本語の時制は曖昧であるということです。
日本語の文章では英語でいうところの現在形と過去形しかありません。
対して英語では現在形、過去形、未来形、完了形と時制が多いです。

どうやら日本語は文脈の中で時制を推測させる特徴があるようです。
そうなると短い1文や単語を繋げただけの言葉から時制を読み取らせるのは非常に難しいことがわかります。

そんな便利なような不便なような特徴を持った日本語ですが、
日本語を母国語とした人間同士では互いに会話の中でそれぞれの時制を察せるのは良いことなのかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です